AWS へ wordpress を移管した際につまづきまくった話
内容
お名前.comの共有サーバー上でwordpressサーバーを立てていたのですが、なんだか料金高いなあと思ったのと、VPC上で自由にサーバーいじってみたかったので、思い切ってAWSを使ってみることにしました。以下やったことリストです。
- AWSにユーザー登録
- CentOS7、mariadb10.1、php7(なるべく最新安定版使いたい)をベースにサーバー構築
- vsftpdでFTP転送可能にする
- Wordpress pluginで、AWS S3とっていたバックアップからDBデータ移す(S3に入れていたデータ利用)
- お名前.comからドメイン移管
- 記事の修復
詰まったところ
- CentOS7上でmaria DB を普通にyum install すると 5.?バージョンがインストールされるのですが、最新安定版が10.1のようなので、インストール方法調べるのに詰まる。
- そもそもCentOS7初めてなので、firwalldとかsystemd関係でかなり詰まる。調べて解決。
- vsftpdがアップロードできなくてつまる。これもfirewalld関連でした。調べて解決
- DBのバージョン違いでutf8 => utf8mb4 のcharset設定がうまくいかず詰まる。mariadb10.1にすることで解決。
- phpMyAdminがうまくうごかない(php7系対応まだ?この辺り不明・・・。)ため、Mysqlで直接CLI設定。とても良い勉強になりました。SQLでDBを直接触れるのはとても楽しい!
- Wordpressの記事で画像がでない問題で詰まる。DBバックアップに対して、テキストエディタなどでurlをダイレクト書き換えてはだめで、書き換えスクリプトを利用。バックアップデータでtableごと切り分けてデータを入れていたので、一箇所入れ忘れていたのも原因。wp_post_metaだったか・・・。もう忘れた。
ということで、ブログ開始して早めに移行したので、素のCentOS7からワードプレスサーバー組んでドメイン移管、更新まで完了できました。
一部、メディア(画像)関連でなぜか消失しているものとかあり、画像自体はuploadsフォルダに存在するのにライブラリに一部画像だけが表示されなくなるなど、まだ完全には解決できていないものもありますが、その辺りは、記事を書くついでに、取ってあったオリジナル画像と差し替えていくことで解決しました。
ずっと続けていくようだったら、やっぱりVPCとかで仕組みを理解しながら運用したいですよね・・・。データベースのバックアップなどもCLI上からsqldumpなどのコマンドからできたりしますし、わけわかんないことにはなりづらいと思います。
ただ、これが数万とか記事になってきた場合、移管ってどうするんだろうなあ・・・。って感じです。どうしても微妙に移しきれないものとか出てきていたので、もっとWordpressの仕組みがわかっていれば解決できるのでしょうが、バージョンアップで仕様が大きく変わったりすることもあるので、サーバー側も自分で運用できるのがやはりいちばんだなあと思いました。
今回は、元のサーバーが最新のDB仕様なのに、標準インストールしたMariaDBバージョン古くてが対応ができていないなど、自分で触らないとわからない部分がとても勉強になりました。
個人のどうでもいい系ブログだと、AWSの月額料金いくら位なんだろう・・・。どきどき・・・。コストエクスプローラーでは30GBのsmallインスタンス+route53その他で4000円くらい。S3もけっこう容量をつかっているの考えると、このくらい仕方ないかなあと思います。他のストレージサービスは有料プランだと月1000円くらいからだと思うので、その分考えると、自由に使えるクラウドインスタンスが3000円くらい?AWSの勉強にもなるので、下手な本買うより学習コストとしてよいのではないかなと思います。
AWS必要な機能は全部そろってて便利だなあと思うのですが、仕事でそういうもの使う人以外には敷居高いなあってのも感じました。
料金については、今後追ってみます。
無料使用で試していた、RDSがめちゃくちゃ高かったので、EC2のみで運用するスタイルにしました。この辺りも実際触ってみないとわからなかったのかなあと思います。
AWSはサービスが豊富すぎて、実際なんのサービスなのか把握できていないものも多いので、なにか簡単なアプリ作ってみたりすることで、AWSに慣れていきたいです。
移行したサイト
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